うつ病になる可能性は誰にでもある

 現代社会は複雑で、とても生きるのが難しくなっています。
 うつ病を発症してしまったとしても、それは恥ずかしい事でも何でもありません。
 誰にでもうつ病になる可能性はあり、たまたま貴方がそうなってしまっただけのことです。

 安心して下さい。
 貴方は決して特殊な人ではありません。
 
 日本では、15人に1人がうつ病になってしまうというデータがあるほど、私たちにとって「うつ病」は身近な病気なのです。
 

出典
 川上 憲人:精神疾患の有病率等に関する大規模疫学調査研究:世界精神保健日本調査セカンド 厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研究事業) 総合研究報告書:2016

 これは言い換えるなら、クラスに2人の割合で、うつ病の人がいるということ。(クラスメイトが30人の学級の場合)

 あなたの会社の部署が15人の編成だとすれば、部署に1人はうつ病の方がいて、隣の部署にも、その隣の部署にも、うつ病の人がいるという事です。(確率的に)

 日本は高度経済成長からバブル期を経て、現在は成長がストップしている感が否めません。この見えない未成長社会は、必然的な格差社会を生んでしまっています。我々は物質的には豊かになり、スマホの浸透などもあって生活は便利になってきている反面、人間関係は希薄になり、事故や事件、更には自然災害までもが多発しています。このように現在、うつ病になってしまうトリガーは、あっちこっちに転がっています。

状況は同じなのにどうして私だけ?

 「悪いけど、この資料は今日中に上げてもらえるかな。残業になってしまうけど…」
 
 よくある上司からの指示。普通の社員であれば、何のためらいもなく、残業することでしょう。

 しかしです。

「残業はできません」

 こう言って、定時に帰ってしまう人がいるのもまた現実です。

 この人が残業してくれれば、貴方は定時に帰ることができます。
 でも貴方は、そんな事考えずに、これは私の仕事だとばかりに残業をしてしまいます。

これっておかしくない?

 そう気づく事ができる人であれば、うつ病を発症する事はありません。
 
 冷静になって考えてみて下さい。

 どうして定時で帰る人がいるのに、私は残業しているのでしょうか?

 どうして私は
「残業はできません」
 と、言うことができないのでしょうか?

このケースの 【根底にある事実】

 このケースから、実はあなたも気が付いていないであろう、衝撃の事実がわかります。

 何だと思いますか?

 この事実を知ることが、あなたの状況を改善する事に繋がっていきます。

 冷静になって検証してみましょう。

あなたは自分の感情を押し殺している

 あなたは本当は残業をしないで家に帰りたいはずです。
 でも、それをはっきり上司に伝える事ができないのですよね。

 言い換えるのなら、

 あなたは自分の感情を押し殺しているのです。
 あなたは本来の自分の意思を表現できずにいます。

 常日頃、当たり前のようにそうしているので気付かない方が多いのです。
 他人である私にこう言われても、おそらくまだ、ピンと来ないでしょう。
 それが貴方だからです。

 もう一度お伺いします。
 

 仕方ない、それが自分だから、って思いますか?
 どうせ言っても通じない上司だから、言っても無理だから、って思いますか?

あなたがこうなってしまっている原因を知っていますか?

 あなたには、人に何かを言われたり、頼まれたりすると、
 自分を押し殺してしまう力が備わってしまっているのです。
 
 自分を上手く表現できないので、結果的に人生が生きずらくなっています。
 
 これは、あなたが育ってきた環境や、育てられた環境などに原因があります。
 育ってきた環境ですから、あなた自身ではどうにもならない要因です。

このような事はありませんか?

 貴方は、親から必要充分な愛情を持って育てられたと自信を持って言えるでしょうか?
 しつけと称して、様々な厳しい事柄を、頭ごなしに押し付けられては来ませんでしたか?

 原因はこれだけではありません。

 様々な要因がトリガー、引き金となって、現在のあなたの状況が生まれています。

人間には自己治癒力が備わっています

 貴方は風邪をひいてしまった時、どうするでしょうか? 自分の状況を見て、どうにもならないようなら、お医者さんに行くでしょう。39度前後の熱が出て身体がだるく、動く事もままならない。しかし、やらなければならない仕事があり、会社を休むことはできない。そのような状況なら、お医者さんに行って、風邪薬をもらい、服用して、安静に過ごすのが一番の治療法です。

 急いでいなければ、何日か安静にしているだけで、風邪は治ってしまいます。無理やりに身体を動かし続ければ、肺炎などになるリスクはあります。しかし、安静に過ごすことができる時間と、精神的な余裕があるのなら、わざわざ薬を飲まなくても、私たち人間には自分で風邪を治癒する力が備わっているのです。
 

あなたの症状だって同じ

 あなたの現在の症状だって同じです。

 逆に、現在のお医者さんでは、カウンセリングの他に、投薬による治療が一般的です。

 しかし、このような場面で処方される薬は、唯一人間にだけ与えられた大事な臓器 「脳」 に働きかけるもので、常習性があります。副作用は少ないとは言われていますが、その成分はとても危険なものが多く、本来むやみやたらに使うものではないと一般的には言われているものです。とある成分は、国によっては 端 (はな) から有害とされている一方で、他の国では、精神を和らげる作用のある薬として認められているという現実があります。この選択は一見、風邪薬と同様に見えますが、薬を飲む、飲まないには、天と地以上の違いがあります。

 脳に働きかける薬には、常習性があり、一度始めてしまうと、簡単にやめる事ができなくなります。

 製薬会社と政治、医療制度、様々に起きている事柄を鑑みて、この辺りの難しい事柄を自分で判断しなければなりません。様々な情報がありますが、このようなサイトなどを参考にされるのも一つの方法だと思います。戦争時の報道や、原発事故時の報道、最近ではオリンピックに関する日本政府の報道を思い出してみて下さい。言論の自由があるとはいえ、極度にネガティブな内容を含む報道は、どのように私たちに伝えられているでしょうか。頭の良い貴方なら、お解りになると思います。 ⇒ 精神科の真実

注意するべきこと 快方に向かう事が難しい現実

 あなたの今の状態を改善するのに、どうすればいいと思いますか?

 カウンセリングを受けますか? コーチング? それとも自己啓発セミナー? スピリチュアル?

 カウンセリングは、あなたの状態を改善するのにとても重要で、有効な方法の一つです。しかし、貴方との相性がとても大切になります。インターネットなどで 「この人いいかも」 と感じた方がいるかもしれませんが、コンサルティングの大きな特徴として、人気があり、評判も良く、この人に相談したい、と、強く思う人であればあるほど、そのコンサル料金がとんでもない価格であるという特徴があります。そうなのです、腕のいいコンサルであればあるほど人気があり、必然的に価格も(とんでもなく)高い。そして、相性が合い、価格も手ごろで、なおかつ効果を上げてくれそうなコンサルに出会うことは、なかなか難しいのが現実なのです。本気でコンサルをお願いしようと思うのなら、かなりの出費を覚悟しなければなりません。

おすすめの方法

 あなたも会社で散々言われているかもしれません。問題を解決するためには、その原因を知り、研究し、現状に気づき、改善をしていくことが必要だという事を。今の貴方の状況も同様です。むやみやたらにコンサルなどを受けてみたところで、出費がかさむばかりで、なかなか成果が実感できないのが現実なのです。このように悩んでいる人は、実はかなり多くいらっしゃいます。それならどうすればいいのでしょうか?基本に戻りましょう。まず、貴方の状況を知り、状況にあった方法を考え、実践する事です。しかし、このようなデリケートな問題や、それに纏わる情報、解決策は、なかなか表立って出てくるものではありません。

 あなたと同様の悩みを抱えていた方が、とある方法を使った感想を寄せてくれています。こちらにご紹介してみますので、ご覧になって見て下さい。

うつ病と診断されて休職をしていたCさん。
復職後にまたうつ病が再発し休職することになりました。
お医者さんに相談してもよく休むように言われただけでした。
そこから抜けたくて自分と向き合ったのですが、人に何も言えないこと、何も断ることができないことが原因だと気づきました。
どうして断ることができないで全部を自分が受け入れて来たのか。
それは我が家のルールが絶対服従だったと気づけました。
だから人の負担も自分が受けてしまっていたのです。
自分を表現しても良いと認識し、今では元気にマイペースで働けています。

 いかがでしょうか? あなたと状況が似ているとは思いませんか? Cさんはこの方法を使うことにより、自分の状況が起きてしまっている原因を理解し、問題に気づき、少しずつ改善する事ができています。あなたも投薬やコンサルに傾倒してしまう前に、一度こちらの方法を試してみてはいかがでしょうか? コンサル料金の数分の一で、あなたの状況が改善されるかもしれません。是非一度ご覧になって見て下さい。
⇒ アダルトチルドレン改善マニュアル完全版

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