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ペーパータオル使用禁止 正しいコロナ対策はどれなのか?トイレから出た後はどうすればいいのか?
ペーパータオル使用禁止という措置
ネットのニュースで取り上げられていましたが、とある駅ビル内でペーパタオルが使用禁止になっており、これはおかしいのではないかという、投稿者の見解が紹介されていました。私達はコロナ対策を正しく理解し、正しく実践したいものです。
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ペーパータオルは奨励されている
結論から言うなら、このコロナ対策は間違えています。CDC、アメリカ疾病予防管理センターは、手を洗った後の処理の最も有効な方法として、ペーパータオルを推奨しています。エビデンス、データ等は、CDCのホームページで閲覧することができます。
残存微生物の減少が多いのは?
手を洗った後の処置として、布タオルで拭く、紙タオルで拭く、ジェットタオルで吹き飛ばす、という方法があります。
トイレ後の手の残存微生物の減少が多いか少ないか、という観点から見るなら、布タオルが劣り、ジェットタオルと紙タオルが同程度の効果という研究もあります。しかし、日本のジェットタオルは構造上、凹んだ所に水が溜まりやすくなっていますので、ここが微生物の温床になってしまう可能性もありますし、時間もかかるというデメリットもあります。やはり紙タオルが一番なのです。
正しくコロナ対策を
今回は、トイレ後の手洗いに関してでしたが、現在様々なコロナ対策が行われています。例えば、2メートル以上離れているのに、アクリル板を厳重に設置しているテレビ番組など、中には少し違うかな、というような対策も見受けられますが、私達は一つ一つを精査しながら、正しいコロナ対策を身につけていかねばなりません。
今回のペーパータオルも、たまたま流れで規制をかけてしまったものなのかもしれません。有効な方法、そうではない方法を見極め、正しいコロナ対策を行いましょう。
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