冬の朝は、音が少ない。
外の空気も、差し込む光も、どこか控えめで、世界がまだ目を覚ましていないように感じます。
布団から出る瞬間の、少しだけ勇気がいる冷たさ。
床に足をつけたときの、あの張りつめた感覚。
けれど私は、この時間が嫌いではありません。
むしろ、整えるにはちょうどいい静けさだと思っています。
朝を整えるために、最初にすること
起きたら、まず石油ファンヒーターのスイッチを入れます。
少し遅れて部屋に広がる、あの柔らかな暖かさ。
次にお湯を沸かし、コーヒーを淹れる。
湯気を見ていると、不思議と呼吸がゆっくりになります。
カーテンを開け、光を入れるころには、
部屋だけでなく気持ちも少しずつ整ってきます。
派手なことは何もありません。
でも、この小さな順番が一日を穏やかにしてくれる気がしています。
足元が暖かいだけで、朝は驚くほど変わる
以前は、暖房をつけていても足元だけが冷えることがありました。
厚手の靴下を履いても、時間が経つと指先の感覚が薄れていく。
集中も続かない。
そこで取り入れたのが、デスク下のパネルヒーターでした。
強い温風はありません。
けれど、逃げ場を作らない暖かさが静かに広がります。
風が出ないので音もなく、
朝の落ち着いた時間を邪魔しません。
足元が整うだけで、
机に向かうまでの心理的な距離がぐっと短くなりました。
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