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多嚢胞性卵巣症候群PCO,PCOS 低用量ピルをやめるとお考えの方へ
多嚢胞性卵巣症候群の治療でピルが処方される理由
多嚢胞性卵巣症候群の治療では、時としてピルが処方されます。強く妊娠を望んでいる場合は、排卵誘発剤を使ったり、腹腔鏡手術で卵巣に穴をあけたりする手術が行われます。妊娠を望んでいない場合は、生理をきちんとしたリズムでおこす事を考えた治療になりますので、この際に、ホルモン療法や、ホルモン剤の一種である低用量ピルが使われます。低用量ピルは、ピルに比べると格段に副作用が少ないとは言われていますが、生理のリズムをきちんとするための目的で、ここまで強い薬を服用し続けなければならないことに、一種の罪悪感や、副作用の心配をしてしまう方がいるとしても、それは当然です。何故なら、低用量ピルは、その薬の性格上、飲み続けなければ最良の効果が得られないものですし、妊娠したようなホルモン環境を自ら作り出すという状況に対して、人道的な疑問を持つ事自体、人間として当然だからです。
低用量ピルの副作用
ピルに比べて副作用が少なくなったとはいえ、低用量のピルでも副作用はあります。解説するのにかなりの文字数を使わなければならないほど、副作用はあります。大別すると、がんや血栓症という大きな副作用と、頭痛や吐き気、体重増加やニキビ、出血や微熱などの小さな副作用に大別されます。大きな副作用は10,000分の1の確率で発症されるとされていますし、小さな副作用に関しては、1シート目で1/3の確率と言われています。よく見受けられる症状の出血や微熱は長期的な副作用と分類されており、服用を続けることで収まって行きますが、体質によっては服用がつらいかもしれません。低用量のピルにはいくつかの種類があります。婦人科ではヒアリングを行ったり、経過観察をきちんとするなどして、あなたに合った低用量ピルを選んでくれます。
低用量ピルのメリット
低用量ピルは避妊を目的とした薬ですが、避妊以外にも様々な効果をもたらします。多嚢胞性卵巣症候群PCO,PCOSの方がピルを服用している場合は、殆どがこちらのメリットを受けるために処方されています。具体的には、生理の周期が規則正しく安定するようになる、出血量が少なくなり、頭痛、生理痛、不快感が軽減される、女性特有のがんの発症頻度を下げることができる、ニキビや多毛症が改善される、というメリットがあります。これらのメリットを享受するために、あなたもピルの処方を受け入れ、いろいろと考えながらも飲んでいたのですよね。
低用量ピルをやめると
低用量ピルをやめると、今までピルを服用する事で得られてきたメリットが、享受されなくなってしまうかもしれません。ここでピルの働きをおさらいしてみましょう。ピルを飲むと排卵を抑えることができますが、これはあくまでも結果です。重要なのは、ピルにはどのような働きがあるのか、という事です。ピルには、卵胞ホルモンと、黄体ホルモン、二種類の女性ホルモンが含まれています。ピルを飲むと特に黄体ホルモンが増え、その結果として、あなたの身体はいい意味悪い意味で、様々な反応を示します。
注目すべき反応
低用量であれ通常のものであれ、ピルを飲むと、ニキビや多毛症が改善されるという効果があるのは、先ほどお話した通りです。これは、あなたの中の男性ホルモンに何らかの変化が起こっている証拠。多嚢胞性卵巣症候群、PCO,PCOSは、男性ホルモンの値が高いことから卵胞の発育障害が起こり、結果として排卵障害を起こしてしまっている状況です。いろいろな理由が考えられますが、理由の一つとして、インスリン抵抗値があります。血糖値をうまくコントロールできない状況が、あなたの男性ホルモンを増加させる要因の一つとなっている可能性があります。この要因をピルは取り除いてくれていた訳ですが、ピルの服用をやめることによって、この状況が悪化してしまうのは避けたいですよね。実は自然界の中に、インスリン抵抗値に働きかける成分があります。近年発見された成分で、その名をピニトールと言います。
アメリカで
多嚢胞性卵巣症候群、PCO,PCOSに対して、アメリカではピニトールを処方しています。ピニトールはそれだけ、あなたと同じ状況に対しての効果が認められている成分です。このピニトールを成分として含んでいる妊活サプリが、日本でも一つだけあります。低用量ピルをやめるのは勇気が必要かもしれませんが、代わりにこちらの製品をお試し下さい。サプリメントですから、全ては体に優しい、自然界に存在する天然の成分で構成されています。低用量ピルの代わりにはならないかもしれませんが、何もしないでいきなりピルを辞めてしまうよりは、このような成分配合のサプリを試してみるのも一つの方法です。
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