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東京の雪対策、寒波対策。今年は寒いぞ、2017年冬
2017冬は寒い
気象庁から、2017年11月、ラニーニャが発生したと報道がありました。ラニーニャは赤道の日付変更線から南米、アメリカ大陸にかけての海水温が低くなる現象です。ラニーニャが起こると、世界的に気候変動が生じます。世界の国によって違いますが、日本の場合は夏は暑く猛暑となり、冬は寒波が強まって、日本海側に大雪をもたらすとともに、日本全体の気温が低くなります。このラニーニャは、海水温の低下ですので、例えば台風のように数日というレベルの一時的なものではありません。発生すると、一年程度は続くと言われています。気象庁の発表が2017年11月ですから、2017年から2018年にかけての冬は寒いということになります。特に、近年は温暖化が進んでおり、以前に比べると冬の寒さはそれ程感じられなくなってきています。しかし、ラニーニャの発生によって気温が低くなり、今までとは違った対策をしなければ、今年の冬は辛いかもしれません。寒いとどうなるのか、何に気を付ければいいのか、具体的に見ていきます。
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雪に注意
気圧配置にもよりますが、例年それ程降雪量がない地域にも雪が降る可能性があります。それも、どか雪レベルの雪となる可能性があります。例年東京では、雪が降ると街全体がマヒしたような状況になってしまいます。雪が降ったなら、電車やバスは予定通りには来ないことを頭に入れておきましょう。駅まで自転車で行くのは大変危険ですから控えましょう。足元は恥ずかしがらずに雪の対策がされているものを準備しておくといいでしょう。歩き方も考えなければなりません。カッコは悪いですが、足の裏全体を地面に付けるような感じで、一歩一歩気を付けて歩くようにして下さい。
二日目以降に要注意
雪は降っている時よりも、一日経過した次の日がとても危険です。翌日除雪がされないまま、あくる日の朝冷え込むと、凍結します。特に昼間にあまり太陽が当たらない所は、しばらく雪が溶けずに残っている場合があります。大変危険ですので、注意して通行しましょう。
除雪の必要性
雪を二日目以降に持ち越してしまうと、凍ってしまい、大変危険な状態となります。できる範囲で、除雪をするようにしましょう。除雪した雪は、道路に放り出すのではなく、邪魔にならないよう、場所を決めて山にしておくようにします。除雪の道具は、ホームセンターなどで手に入れることができますが、すぐに売り切れ、入荷待ちとなることが多い商品です。あらかじめ準備しておくに超したことはありません。
エアコンの室外機
今や都会でエアコンは必需品です。暖房もエアコンで行っている方も多いことでしょう。雪が降った時には、エアコンの室外機が雪で埋もれてしまわないように気を付けましょう。雪の中に埋もれてしまうと、動かなくなることがあります。そうなると、寒い朝に暖房が使えない、という事態になりかねませんので、雪が積もりそうな時は注意して、こまめに雪を取り除くようにして下さい。
屋根からの雪、カーポートの上など
例年東京に降るレベルの雪の場合、太陽が出てくれば溶けてくれる場合が殆どですが、今年はどの程度の雪が降るのか想像もつきません。どか雪となってしまい、太陽が当たっても溶けきらないレベルの降雪量があった場合、屋根やカーポートから雪が落ちてくる場合がありますので、注意が必要です。
雪は美しいけど大変
このように、雪は美しいものですが、レベルによっては生活に大きな支障を来たすものです。適切な処置をきちんと行い、事故や怪我のないように今から道具を揃えるなどの対策をしっかりと行っておくことをお勧めします。
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