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転職に成功した友人の話
私の同級生で、転職に成功した人がいます。私の同級生は殆どが浪人し、予備校を経て大学に入り、その後就職しています。時期的にも恵まれていたのか、名だたる一流企業や、学生が就職を希望するランキング上位の会社に就職している同級生が多くいます。しかし、中には専門学校に進み、そのまま就職した者もいます。今回お話しするのは、その中の一人のお話です。
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実家で商売をしていた
彼の実家は商売をしていました。その影響もあるのか、周囲とは違い、なるべく早く就職したいと思っていたようでした。専門学校を出て、彼はスーパーに就職しました。ゆくゆくは家業を継ぐような事も話していましたが、あまり気が向かないとも言っていました。就職先で働いているうちに、ご実家の商売は廃業したようでした。彼はスーパー勤めを一生懸命にこなしていました。
ラインでばれてしまう
もう2年ほど前になりますが、仲の良い同級生男女10人でラインを始めました。彼は最後の方に仲間に加わりました。ラインの様子を見ていると、彼だけ休みが取れない、出勤時間が早い、退社時刻が遅い、休みが不規則、ということがわかってしまいました。途中で同窓会を企画しましたが、彼は「明日も朝早くから仕事だから」と、一次会だけに参加し、帰って行きました。彼の勤めているスーパーは、今の時代で言うところの「ブラック企業」だったのです。大企業に勤めている者は、土日は休み、五月の連休も休み、八月のお盆も休み、そしてお正月も休みですが、彼はいつも休めずに、自分の運命を嘆いている様子が書き込みの端々から伝わってきました。かわいそうだなと同級生の誰もが思っていましたが、何もしてあげることができませんでした。
転職宣言
ところが、彼が突然、ラインで転職宣言をしたのです。「新しい会社に受かったので、今月中で退職し、有休を消化します」との書き込みに、仲間は驚くやら喜ぶやらの反応でした。でも彼はいつもライン上でも寂しそうにしていましたので、「がんばれ」という声が多く寄せられました。結局彼はそのブラックスーパーを円満退社し、次の会社に無事に転職しました。すると、驚くべき変化が見られたのです。どうなったと思いますか?
頻繁にラインに出てくる
今までは仕事が辛く、ラインをしている精神的余裕もなし、時間もなし、という状態でした。でも、転職をして数か月が経過すると、仲間内で一番ラインをするようになっていました。今まで休みが取れなかったのを挽回するべく、子供と釣りに行ったり、バーベキューに行ったり、キャンプに行ったり、海水浴に行ったり、温泉に行ったりという様子を、誰よりもレポートしてくれるようになったのです。これを見て、同級生は安心しています。聞いてみると、実は女子の同級生の知り合いから、オファーがあったそうです。彼がなかなか休みが取れずに悩んでいる様子は、同級生はみな、理解していました。私などはどうしてあげることもできなかったのですが、一人の同級生が手を差し伸べ、その手が結果的には彼の救いになったのです。やはり転職というと、かなりの精神的負担ともなりますし、いざ実行するとなると強い精神力も必要となります。誰かの力添えがあったからこそ、彼は転職を決意し、今までのブラック体質から抜け出すことができたのです。大切なのは、自分だけで悩むのではなく、誰かの力を借りることです。
あなたならどうしますか?
彼の場合は結果的に、同級生の彼女に助けられた形となりましたが、この救いの手がなければ、今でもブラック体質の会社で、毎日悶々としながら暮らしていたことでしょう。彼の場合は運よく救いの手が差し出されましたが、誰でもこのような「救いの手を」差し出してもらえる環境にはありません。でも、考え方によっては同じような「救いの手」を差し伸べてもらうことができます。それは、ハローワークでも求人雑誌でもなく、転職のプロ、「転職エージェント」を利用する方法です。ここに登録すると、まずは面談をしてあなたの人柄を適性を専門のスタッフが見極めてくれます。その経験豊富なスタッフが、あなたにピッタリの求人を紹介してくれます。転職のプロが間に入ることで、あなたが考えられなかったような可能性も広がります。具体的な方法は、こちらのページでご紹介していますので、ご覧になってみて下さい。
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