お盆休みに思うこと 大企業とブラックの差を感じる時

お盆休みに思うこと 大企業とブラックの差じる時

 お盆休みになると、帰省の様子がニュースになります。新幹線や飛行機で出身地に帰る人たちと、その家族の光景は、日本の季節の風物詩です。私は高校を卒業し、働き始めてしばらくの間は、違和感なくこのニュースを見ることができていましたが、ここ最近は少しだけ劣等感を感じてしまうことがあります。何故なら、私にはテレビに映っている方たちのような長い休みがないからです。


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働いている人は沢山いる

 テレビに映るのは帰省をしている人達ですが、この映像の中からもいろいろな事実がわかります。帰省している方たちはいつも一生懸命働いていて、年に何度かの長い休みであることはよくわかっています。その上で、同じ時期に休めない人も沢山います。他の時期に休んでいるのでしょうけれど、皆さんと同じ時期に休めないというのは、やはりどこか引け目を感じるものです。ニュースの中から見ても、例えば、新幹線の運転手さん、新幹線の中で物を売っている人、新幹線を掃除している人、駅で働いている人など、オンタイムで働いている人は沢山います。お盆休みには実家へ行って外食などもすると思いますが、レストランでオーダーを取りに来る人や、中で料理を作っている人、ショッピングモールには、朝8時から夜10時まで、沢山の人がシフトを組んで働いています。シフトが回りきらずに、無理をしている人もいるかもしれません。食べ物であれ商品であれ、常に在庫を管理しなければなりません。商品管理や商品の配送、検品、品出しや陳列などは、皆様がいらっしゃらない時間に、スタッフが一生懸命になって行っています。

サービス過剰とも言えるサービスの数々

 今の時代は通信販売で何でも手に入ります。いつでもどこでも、それこそ年中無休の物流システムが確立されていますが、このシステムの裏には様々な方たちの苦労があります。とある大手通販サービスでは注文すると即日に配送されるサービスがありますが、沢山の人の力があってこそ、このサービスが実現しています。商品のピッキング、商品の配送と、休む暇なく働いている人が沢山います。配送に関して言えば、一つ配達していくらで契約している場合も多く、そうなると、収入は物量に左右されてしまうので、なかなか安定しません。私も通販は便利なのでついつい利用してしまいますが、このようなサービスが提供できているのは、企業の努力はもちろんのこと、更に突っ込んで言うなら、沢山の方々の見えない努力、かなり厳しい条件での労働があるからこそ実現できているサービスなのだろうな、と認識しています。いろいろなお仕事がありますが、皆様それぞれあって今のお仕事をされているのだと思います。私たちは職場に慣れてしまうと、当たり前ではないことが当たり前になってしまうことがよくあります。これを機会に、今の仕事が自分に合っているかを見つめなおしてみてはいかがでしょうか?具体的な方法をこちらのページでご案内しています。
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