eBayで何を売ろうか?

 eBayは日本の文化を世界に紹介することができる、最高のプラットフォームです。なおかつ、利益を得ることができれば、こんなに楽しいことはありません。でも、悩んでしまうのが、何を売ろうか、ということ。あまりメジャーなものはライバルが多いし、かと言ってひねりすぎると外しそうだし。。。さて、何を売ろうかな?


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日本人セラーの出品を参考にしてみる

 一つのとても簡単な方法は、実際に日本人セラーが販売している商品を見てみることです。適当に英語で検索してみて下さい。様々な商品が出品されることに驚きます。え、こんなものが売れるの、しかもこんな価格で!という商品が見つかったら、メモをしておきましょう。人それぞれ、得意分野があると思いますので、頑張って探してみて下さい。ベタですが、例えばHello Kittyと検索すると、こんな感じの結果となります。
→ Hello Kitty 検索結果

私の経験

 私はこのようにして、何を売るのかを決めていきました。当初は日本のおもちゃを販売する予定でしたが、販売価格と仕入れ値にそれ程幅がないことから、eBayのメリットをあまり感じることができずにいました。そこで他のセラーの商品を観察してみると、日本の版画に高値がついている事に気がついたのです。早速自分でも販売してみようと、調べることにしました。

ヤフオク

 日本の版画は、ヤフオクにも出品されていました。しかし、これは小売りの価格で、仕入れてeBayで販売したとしても、それほど大きな利益を上げることはできません。ヤフオクにはありましたが、ここから買うことは辞めました。

骨董市

 自宅から車で30分くらいの所に、骨董市が立ちます。調べてみると、一ヶ月に一度、第二日曜日に開催されていました。またこの他にも数カ所で、骨董品が販売されています。皆様の地域にも、リサイクル市などがあるのではないでしょうか?そのような骨董市やリサイクル市には、骨董品を扱う業者が店を出しています。売っていればしめたものですが、売っていなくても時々見に行ったりして業者と仲良くなると、オーダーを受けてくれるかもしれません。

市場に挑戦

 一番良いのは、地元や近隣の都市で開催されている、骨董の市場に出入りして、自分で仕入れることです。このように聞くと ハードルが高く感じられてしまいますが、考え方として、お金を動かして利益を得ること、商品を仕入れて世界に販売する、という行為はれっきとした商売であり、商売をはじめるにはそれなりの手続きや、資格の申請が必要であると言うことを念頭に入れておくことが大切です。具体的には、骨董の市場に出入りするには、骨董を扱う資格、古物商の免許が必要です。免許と言っても管轄の警察署へ申請するだけで取得する事ができますが、手続きに際して煩雑だと感じる方もいらっしゃることでしょう。必要書類がそれなりにありますし、記入、申請、受理、交付のプロセスにはそれなりの期間が必要になります。しかし、骨董品を扱って利益を上げたいのであれば、これは必ず通らなければならない道なのです。本格的に行いたいと思っているのであれば、早いうちに古物の申請はしておきましょう。私の場合ですが、公庫への借り入れ申請と古物の申請をほぼ同時に行いましたが、最終的に公庫はオッケーとなったものの、融資が古物許可証の発行待ちとなってしまったという事がありました。それほどに、古物の申請から発行までは時間がかかる場合がありますので、早めに対応しておくことをお勧めします。

とにかく経験

 市場に入ることができれば、あとは経験を積むだけです。様々な商品が市場には出品されています。版画はかなり高価なものもありますし、山の中に埋もれている場合もあります。私の場合ですが、海外では、着物を着た女性の図柄や、武士の図柄など、日本的なデザインのものが人気です。日本の骨董品は海外でも高い人気がありますので、版画以外にもいろいろと挑戦してみると面白いでしょう。日本の版画は、英語では Woodblock porint と言います。このように、様々な版画が、日本のヤフオクでは考えれない価格で出品されています。
⇒ eBayでは、版画がこんな価格に!

送り方

 海外へ発送する際には、きちんとした梱包をする必要があります。版画は一枚の紙ですので、どのように梱包したらいいのか、なかなか難しいですよね。気をつける点として、海外へ商品を送る場合は日本のようにデリケートには扱ってもらえませんので、発送側で破損に対する対策をする必要があります。これでもか、という位に、ストロングな梱包をします。私の場合ですが、ダンボール二枚で挟みますが、その間に必要に応じてフエルトや紙を使って養生します。その段ボールを、更にアクリルのプラ段ボールを使って補強します。プラダンはこのような物ですが、ホームセンターで販売されています。安いものも販売されていますが、私はケチらずに、それなりの価格の物を使っています。更に、これを厚手の段ボールで包みます。ここまでやれば、どんな荷扱いをしても壊れることはありませんし、海外のバイヤーにも Great packing と喜ばれます。水濡れ対策として、途中でビニールの袋に入れる事も忘れずに。

⇒ アクリルプラダンとは、こんなやつ。

大きなものは送料が高い

 海外に版画を販売する際に気をつけなければならないことがあります。それは、送料です。版画の中には大きな物もありますが、大きなサイズをこの方法で行うと、とても送料が高くなってしまいます。A4サイズ位の版画なら、この方法で梱包し、国際e-Packetで送ることができます。国際イーパケットは、私が常に利用している、日本郵便のサービスです。大きさと重量に制限があり、大きくなってしまうと、EMSになります。EMSはかなり高くなってしまいますので、はじめの頃は、あまり大きい商品や、重たい商品は避けた方がいいかもしれません。

ハンドリングチャージ

 最後に重要なこととして、私たちは日本人としてeBayに参入するのですが、日本のいい所はそのままに、基本的な部分はアメリカ人の考え方で行うというスタンスが求められます。例えば今回版画を送るに際して、梱包がとても大変です。海外では、ハンドリングチャージと言って、梱包手数料を送料の中に組み込むことが認められている、というか、当然となっています。私たちは日本の送料設定の頭がありますが、これは忘れて下さい。アメリカにはサービスに対する対価として、当然のこととしてチップを払う、もらう文化があります。対して私たちは、アメリカ人が当然の事として、食事の後の机に置いていったチップを、店員が見つけると、追いかけてお辞儀をしながら返却するという文化を持つ民族です。日本の中ならこれでもいいでしょう。しかし、eBayではきちんとハンドリングチャージを計上して、もらうようにしたいものです。私は始めた当時は送料は実際にかかる額ぎりぎりで計上していましたが、これでは破綻します。ハンドリングチャージをきちんと計上することをお勧めします。

eBayを日本語で

 世界中の商品を、日本語で買うことができるのをご存知ですか?これは面白いです!

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